20年以上の経験を
活かした訪問診療

小岩の歯医者「金栗歯科クリニック」は、開業当初より訪問歯科を行ってきました。寝たきりに近い方でご家族に症状を訴えない方でも、お口の状態が悪くなっていることは少なくありません。お口の状態は全身の健康にも影響するので、ぜひ一度拝見させていただけたらと思います。

当院の院長は、日本障害者歯科学会認定医であり、障害やご病気をお持ちの方を治療する経験が豊富です。その経験は20年を越えています。訪問用のユニットもご用意しているのでお気軽にご相談ください。口腔ケアは経験豊かな歯科衛生士が行います。

細菌を減らす予防ケアが大切

お口のトラブルを引き起こす原因は細菌です。加齢などにより唾液が減少するとお口の中は細菌が繁殖しやすくなり、虫歯・歯周病になるリスクが高まります。さらに、感染症・脳梗塞・認知症など全身の病気のリスクも高めてしまうかもしれません。

加齢による免疫力の低下は、身体にそれまでにはなかったさまざまな変化をもたらします。そのため、若い頃とは違ってリスクに対する予防ケアを十分に行うことが大切です。

お口の中のケアの
ポイントをお伝えします

虫歯などを治療することはもちろんですが、お口の中を清潔に保ち口腔機能を回復することが大切です。そのため、お口の清掃や検査・評価、さらにはリハビリを計画的・定期的に行わなければなりません。特にお口の中の細菌を減らす口腔ケアは、誤嚥性肺炎の予防で重要なポイントとなります。

訪問歯科では、口腔ケアを行うとともに、日常で行える口腔ケアのポイントも分かりやすくお伝えします。

障害の状態に応じた
スペシャルニーズ歯科

障害やご病気をお持ちの方の中には、一般的な歯科医院にて治療を受けるのが困難で、どこに行けば良いのか分からずお困りの方がいらっしゃるかもしれません。治療が遅れれば虫歯や歯周病が重症化し、大切な歯を失ってしまう可能性があります。

当院では、障害の状態に応じた歯科治療や予防処置をご提供し、お口の健康を長く保てるようにサポートしています。どのような患者さまにも対応できるように、設備を充実させています。

見通しをつけられる
10カウント法

歯科医師が10を数えながら処置を行う方法です。障害がある方も、1～10までの数字の意味は分かることがほとんどです。たとえば、10カウントを1セットにして、治療に応じてセット数を明らかにします。こうすることで、あとどれくらい頑張るべきかが分かり、安心して治療を受けられます。

院長は日本障害者歯科学会の認定医

当院の院長は、日本障害者歯科学会認定医として、豊富な知識と経験を持っています。認定医のノウハウを活かした治療や、万全のサポート体制、多職種連携を行うことで患者さまに最善の治療をご提供します。

認定医は、定期的な専門に関する講習や倫理講習、学会発表や論文などを定期的に行っています。知識や技術の更新や研鑽を常に行っているので、認定医はその分野におけるスペシャリストです。

スペシャルニーズ歯科に
携わったきっかけ

当院を開院する前に、障害のある方や要介護高齢者に診察を行う「東京都立心身障害者口腔保健センター」という施設で勤務していました。勤務医時代にはたくさんのご家族に感謝され、強いやりがいを感じ、開院後もぜひ携わっていきたいと考えました。

障害のある方は、たとえ歯ブラシであっても「お口の中に物を入れる」ことに恐怖心を持ってしまうことが少なくありません。当院では、治療だけでなく口腔ケアも行う歯科医院です。そのため、まずは患者さまに安心してもらうことを第一にして、気持ち良く治療を受けられるようにさまざまな工夫をしています。

どなたでも安心して
治療を受けられる工夫

車いす対応の
特別製ユニット完備

当院はバリアフリー設計で入り口にはスロープがついていますので、車いすのまま院内に入れます。ユニットも180℃回転する特別製で、側面や後方からも乗り降りできます。ステッキホルダーがついていて、手すりも3段階に調整できるのがと特長です。

車いすの患者さまに慣れたスタッフが、ユニットの乗り降りをサポートするのでご安心ください。

お口を開けるのが
難しい方へのサポート

重症筋無力症など、お口を開け続けることが難しい方もいらっしゃいます。また、重度心身障害者の方は、障害のために十分に口を開けられないこともあります。そのような開口障害が見られる方には、口角開口器やバイトブロックなどの開口補助具を用いてサポートいたします。

また、急にお口を閉じてしまって治療器具でケガをしてしまわないように、万能開口器を使用することもあります。